A1:お部屋の案内に際しては、不動産会社へ依頼すれば“無料”で案内をしてくれます。

A2:入居を申し込まれる際に、入居申込書(本人の名前、職業、保証人などを記し た書類)に必要事項を記入することになりますが、貸主または管理会社が、そ の入居申込書の記載内容を確認する審査のことをいいます。

A3:民法5条により、法定代理人(一般的には父母)の同意がないと借りることが できません。ただし、民法第753条により、未成年者でも結婚しているとき は、民法第4条の成年者とみなされ、賃貸借契約を単独ですることができます。

A4:連帯保証人というのは、賃貸借契約において、賃借人と連帯してその債務(家 賃の支払いなど)を負う保証人のことをいいます。一般的に、親・兄弟などの 親族がなります。最近では、連帯保証を請け負う「賃貸保証会社」に連帯保証 を依頼するケースが増えています。

A5:契約時に必要な書類は、本人の印鑑と各種証明書、住民票、連帯保証人の印鑑 証明(連帯保証人は実印が必要です)などです。諸費用については、敷金、保 証金、礼金、初回分の家賃、共益費、火災保険料、仲介手数料などです。賃貸 住宅毎に条件は変わりますので、予め不動産会社に諸費用を確認してください。

A6:一般的に、保証金などの初期費用は分割しません。不動産会社によっては、ファイナンス会社を利用して対応しているケースもあります。

A7:ペットの飼育には貸主の承諾が必要です。最近では、ペット可の物件も増えて いますので、お部屋を探される際に不動産会社へペットの希望を伝えておくと 条件にあったお部屋を紹介してくれます。

A8:貸主や管理会社に連絡せずに無断で鍵を交換することはできません。火災など の緊急事態に貸主や管理会社などがお部屋に立ち入れなくなります。鍵の交換 にあたっては、事前に貸主や管理会社に相談してください。

A9:フリーレントとは、期間を定めて無料でお部屋を借りることができる制度です。 現在のお住まいを退去し、新たに入居する場合は、家賃などの経費が重複しま す。借主の負担を軽減する制度として、最近このようなフリーレントを利用する物件が増えています。

A10:一般的に「退去の1ヶ月前に貸主へ連絡」する契約内容になっています。具体的には「賃貸借契約書に記載された期限」となりますので、契約書をご確認ください。連絡後の1ヶ月間は家賃がかかりますので、退去の連絡は忘れないように注意してください。